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Q:Yさんからの質問 ニールのX7ブームを使っていますが、1時間くらいのセイリングでブームが5cmくらい下がってしまいます。バックルの締め過ぎによるマストの破損を避けたいので、キツく締めなくてもブームが下がらない方法などあれば教えてください。ちなみに8月号ハイウインドの表紙でビヨンのブームの下にテープが巻いてありますが、やはりここまでしないとある程度ブームが下がるのは仕方無いことなのでしょうか。 |
| A:ここ10年ほどの間で、ブームの締めつけ過ぎによってマストが破損したという話は聞きません。それだけブームジョーのバックル部及びマストサポート部の完成度が高くなっているということでしょう(マスト強度も向上しています)。それを前提に、バックルはしっかりと締めるべきです。締めつけが弱くてブームが下がるのは当然で、それはどのブームでも同じです。
使用ブームがX7とのことなので、相当年数使用していると思われますが、ブームジョーの各パーツ部に破損や歪みは無いでしょうか?ブームは経年劣化によって締めつけが不完全になる傾向があります。通常なら「これだけ締めれば十分」なはずなのに「止まらない」のです。特にマスト接合部パーツの上下に歪みがあったり、接合部の滑り止めゴムが劣化していると、マストとの密着度が低下して止まりが弱くなるので、スペーサーなどでサポートする必要が生じます。 弱めの締め付けでブームが下がらないようにしたいのであれば、ブームの下にテープを何重にも巻くのは良くあるアイデアです。ただしテープは頻繁に巻き直さなければならず、さらにはテープが邪魔でマストがスリーブに通しにくいなどの不都合を感じる場合もあるので、そうしたひと手間は覚悟しなければなりません。 ちなみにトッププロがスピード競技で使うセイルサイズは我々の常識をはるかに超える大きさで、さらに尋常ではないパワーでマスト加重をかけます。それらは、それこそブームとマストがボルトで止まっていない限りブームが下がると言えるほどのレベル。もちろん我々はそうしたレベルに遠く及ばないので、通常はブーム機能だけでズリ下がりが防止できるはずです。 |
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