ジャイブ真似てみました

Qジャイブの入りについて。柴崎さんが本栖湖で合宿してたときに、柴崎さんの後を追っかけて、沖でジャイブのイメージを真似たところ非常に切れのいいジャイブができました。見た感じのイメージでは、ジャイブの入りでセイルを引き込む時に、自分の真ん前というより、体の後方(スタボーサイドで、マストを左胸のあたり)に置いて、引き込むように見えて、自分もそういう感じでやってみたのですが、これでいいんでしょうか?

Aジャイブにはいろいろな形があります。風速や水面のチョップ状態などでそれらを自然と使い分けるわけです。たぶんそのときはセイルを後方に引き込んでいたということなので、ブローもそこそこ入ってスピードに乗れていたのだと思います。だから進行風に対して開いたセイルが裏風を受けてスピードロスしてしまわないためにセイルを後方に少し「どけて」いたのでしょう。風速やスピードが異なれば、またマストの位置やセイルの引き込み加減も違っていたと思われます。

そうして見ていただいて、それを真似るというのは上達する上において有効な手段です。なので、今回わかったジャイブも、ひとつのパターンとして練習を重ねてみてください。ただし、ここが非常に大切なところですが、そのひとつの形ばかりに囚われるのは良くありません。もちろんベーシックなジャイブというのはあるのですが、前記したようにジャイブに確定の形というものはありません(もちろん基本はあるけど)。ある形に固執することなく、他にも同じように上手な人のジャイブを真似る機会があったなら、ぜひともそれも真似てみてください。そうした中から、時それぞれのジャイブというものの理解が深まると思います。