逗子市長杯2023

コロナ渦の休催を挟んで迎えた29回目の逗子市長杯は、これまでの同一エリアでのコースレースとスラロームの入れ替え制での実施を一新、コースレースは沖で、スラロームは湾内での全く別運営での実施で再開されました。うちスラロームは、底辺拡大の意味深く、通常のビギナークラスのさらに下にもう一つのクラスを新設。そのクラス分けは、上級のオープンクラス、使用道具と参加資格で分類されたノービスクラス、さらに新設のチャレンジクラスの組み分けです。

当日は、梅雨真っ只中らしくの朝から北風微風の雨模様。午後から南風が少し吹き上がる予報にわずかな期待を持ちながら、まずはチャレンジクラス、そしてノービスクラスを2レースずつ。でも残念ながら風は吹き上がらず、待ち続けた上級オープンクラスは弱風の中でのヒート分け勝ち上がり方式での1レースだけの実施となってしまいました。

この日のレースコースはチャレンジクラスがスタートからフィニッシュまでの直線一本勝負。ノービスクラスはジャイブ1回の行って帰ってのコース、オープンクラスはジャイブ2回のダウンウインドコース。風が吹いてれば相当に面白い展開になったのだろうけど、こればかりは如何ともし難くです。

コンディション的には残念でしたが、参加者は多くが逗子をホームゲレンデとする所属艇庫こそ違え普段からの顔見知りなので、それなりに楽しめたようです。ウインドの大会は単純に風が吹けば良い大会。今年の市長杯は良い風には遠く及ばなかったですが、来年を目指しての課題を見つけた人もいたようです。