カタログ表記適応セイルサイズ

QM.Mさんからの質問

フリースタイルウェイブボードの購入を考えています。カタログを見ると、このカテゴリーのボードの適応セイルサイズは妙に幅広く記されていますが(JP98だと4.7〜7.2!?)、これって本当ですか?腕前次第ということもあるでしょうが、こうした数値はどのような条件で、どのように参考にしたら良いのでしょうか?ちなみに私は体重70キロのウェイブ初級者。ビルフットのFW106、バーレーのFSW103か92、JPのFSW98を検討中です。

A通常、カタログに記される適応セイルサイズは、売り言葉として上下サイズ共に1m2くらいずつ付け加えられていると考えるべきです。たとえば質問にある4.7〜7.2だったら、プラスマイナス1m2すると5.7〜6.2。すなわち適応ベストセイルサイズを5.7〜6.2として、プラスマイナス0.5m2の5.2〜6.7が許容範囲、無理すれば4.7やら7.2もどうにか使えるかも、という感じ。少なくとも記載適応セイルサイズの一番下と一番上は、相当無茶な、普通はそんなサイズは組み合わせない数値だと解釈した方がよいです。

検討中のボードについては、どれを選んでも間違いは無いと思います。性能的に、ウェイブ初心者だったらこれはやめといた方がいいよ、というのは無いので安心。ただし、使用セイルサイズとの兼ね合いを考えるべきでしょう。一般論として、たとえばビルフットを例とするなら、アンダーコンディションで小波を楽しむならmaxセイルサイズが6.3くらい、minサイズが5.3あたりとなるはずで、その場合、体重70キロでは、たぶん106よりも96の方が扱いやすく、性能的にも楽しめると思うからです。もちろん5.3より小さなセイルを使う可能性があるなら尚更106では大きすぎて持て余してしまう可能性大です。